二十四節気も一回り、「節分」をひかえた「大寒」の本日、湯江小学校創立150周年記念式典が執り行われました。
除幕式の後の第1部では、校長式辞、実行委員挨拶、市長祝辞、祝電…。厳粛なる雰囲気で式典は進みます。
6年生の発表になると会場の雰囲気が一気に和らぎました。
150年の節目のリーダーとしてこの1年間、本当によくがんばってきました。今回の発表では、湯江小学校の歴史をよく調べ、それをわかりやすく、ユーモアたっぷりに伝えてくれました。
初代校長、釘崎学校など旧校舎の跡地、千人を超えた児童数、焼けた講堂、校歌の作詞作曲者、くすのきの年齢、雲仙普賢岳災害、餅つき…。古いアルバムから現代へ、1枚ずつ、その思い出がめくられていきます。
参加者全員による校歌斉唱、万歳三唱で式典の幕はおろされました。
第2部開幕、図書室に多くの本を寄贈してくださっている「藤原キクエさん」の紹介、湯江小の歴史に迫る「早押しクイズ大会」など、こちらも充実した内容でした。
創立記念日は? 最初の校名は? 初代校長の名前は? 盛り上がったクイズ大会の模様は、かぼちゃテレビとひまわりテレビで放送されます。
湯江小学校の校章は「桜の花」がモチーフとなっていますが、学び舎には、桜以外にも、毎年、当たり前のように咲き誇る梅の花があります。桜や梅の花たちは、いったいどれぐらいの数の子どもたちを見送ってきたのでしょうか。未知なる感染症、想像もつかない自然災害、何が起きてもおかしくない、そんな時代に生きています。どんな時代であっても、当たり前のようにそこに学校としてあるために、どれだけ多くの方々の熱い思いと温かい支え、大きな御尽力があったことでしょうか。
150周年のその先へ! 「清くやさしく」「強く正しく」「希望かがやく」そんな子どもを目指し、これからも湯江小の歴史をしっかりと作っていきます。今後も変わらぬ御支援のほど、何卒よろしくお願い致します。
ここ湯江の里 緑ゆたかなわれらが母校 ああ湯江 湯江小学校